「ジャドール」と並びクリスチャン・ディオールのアイコニック的なフレグランスである「MissDior(ミス・ディオール)」。

そのキュートなルックスと愛らしい香りで世の中の女性のハートを射止めてきたフレグランスです。

そんな大人気のフレグランス「MissDior(ミス・ディオール)」から、新作フレグランス「Miss Dior ROSE N’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」が2020年1月に仲間入りを果たしました。

以来、多くの美容雑誌で「ベストコスメ」に選ばれた魅力的な香りです。

もともと1946年のブランド創立時とともに誕生した「MissDior(ミス・ディオール)」は、女性たちの“愛と自由”を 象徴するフレグランスでした。

この香りは“ドレスの仕上げ”として発表されたのです。

新作の「Miss DiorROSE N’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」は、さらにフルーティでジューシーな仕上がりに。まるで摘みたてのバラの花束のような瑞々しさが魅力となっています。

春に咲く薔薇のように、温かい季節にまといたくなるこのオードトワレを詳しくご紹介しましょう。

一年間に2週間しか咲かないローズの香り

Miss Dior ROSEN’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)オードトワレ

トップノート:ベルガモット、ゼラニウム、イタリアンマンダリン

ミドルノート:メイローズ、ダマスクローズ

ラストノート:ホワイトムスク

発売年:2020年

調香師:フランソワ・ドゥマシー

対象性別:女性

「Miss Dior(ミス・ディオール)」シリーズを調香したフランソワ・ドゥマシーは、世界一の香水産業地、南仏グラースで育ちました。

自身の母親も初代「MissDior(ミス・ディオール)」を愛用していたということで、ブランドに対する情熱は並々ならぬものがあったのでしょう。

「もし女性を花に例えたら?と問われたら、私は躊躇なくローズと答えます。」とドゥマシーが語っているように、彼にとってローズは最高の芳香を持つ、特別な花なのです。

ドゥマシーの生まれ故郷の南仏グラースでとくに有名なのは、世界中のラグジュアリー・パフューマーがこぞって求める「メイローズ(=ローズドメ)」。

メイローズは、一年間に2週間しか開花せず、その瞬間に手で摘み取らなければなりません。30万本のメイローズから1kgのアブソリュート(抽出液)しか抽出できない大変貴重な香料です。

有名なところでは『CHANEL(シャネル)』の「No.5(ヌメロ・サンク)」にも使用されています。

かつてマリーアントワネットも愛したというメイローズ。

そんな最上級の香りをメインにした「Miss Dior ROSE N’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」は、息をのむほど美しく一面に咲き乱れるバラからインスピレーションを受けたオードトワレとなっています。

初夏の風をも感じられる、そのフレッシュな香りは今までのローズ香水にはない清爽感があります。

それでは、さらに詳しく「MissDior ROSE N’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」の香りを解説していきます。

花びらだけ集めたような、正統派フェミニン香水

花の王とも呼ばれ、世界中で愛されているローズ。

ローズを用いた香水は一見どれも同じようですが、実はそれぞれに異なった個性と魅力があふれています。

「Miss Dior ROSEN’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」はメイローズを基調とした大変瑞々しい香りで、従来の「Miss Dior(ミス・ディオール)」よりフレッシュさが際立ちます。

ふんわりとしてサラサラなトップノートからスタートするのですが、ベルガモットとゼラニウムの清潔感あふれるまろやかなホワイトフローラル感が、あたかも初夏の風に運ばれて来るようです。

イタリア原産のジューシーなマンダリンと絡み合い、本当に弾けるような、まばゆい幕開けが印象的。

そして、春の日差しに暖められた大輪のメイローズが艶やかに登場するミドルノートです。

ローズ特有の華やかさに、庭園らしさを閉じ込めたフレッシュ感、花びら一枚一枚の表情を写し出したような美しさがあります。

ラストノートでは、ピュアでミルキーなホワイトムスクの甘い香りがほのかに漂います。

季節で言うなら5月や6月の初夏、時間は朝。一面に広がるピンクのローズ畑。

そんな光景をそのまま切り取って、ボトルに詰め込んでいると言っても過言ではありません。

透明感あふれる明るいローズの香りで、ハーバルな明るさや可愛らしさが魅力です。

モチベーションを上げたい日に

ディオールらしい華やかさもありながら、フレッシュさとジューシーさが増した「MissDior ROSE N’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」。

メイローズの美しさを称えているような、可憐で美人な香りです。

ホワイトムスクが加わったことでオリジナルの「MissDior(ミス・ディオール)」よりフェミニンさが増していて、安定感のある好印象な華やかさを感じられます。

ディオールファンの方にはもちろん、自身が“モチベーションを上げたい日”にぜひとも手に取っていただきたい香りです。

その摘みたてローズの香りは本当に初々しく、男性の保護欲を掻き立て、そして自分の中に閉まっていた秘密の感情をアピールしたくなってしまうでしょう。

もちろんそれはプラスの感情です。

そんな、女性の心を素直にしてくれる不思議な魔法を持ったオードトワレなんです。

オードトワレでも割と強めに香り持続時間も長めなので、バカンス時を除く真夏は避けた方が良いかもしれません。

まさにこれからの季節、春から初夏にかけてぴったりな香りです。

長く厳しい冬が終わり、コートをクローゼットに戻す瞬間。そのバトンを渡すかのように「MissDior ROSE N’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」を身にまといたくなります。

オフィス向きではありませんが、オフの日にとっておきのオシャレをして出かける際のお供に最適です。

10代後半から20代の女性によくお似合いになるでしょう。

まとめ

「Miss Dior ROSEN’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」は、ディオールのフレグランスのなかでも一番明るく、一番フレッシュな香りと言っても良いかもしれません。

冒頭でご紹介したとおり、このオードトワレは「息をのむほど美しく一面に咲き乱れるバラからインスピレーションを受けた」とあります。

普段の生活を送る上でこんな素敵な情景にはそう遭遇しないものです。

ただ香りとは不思議なもので、嗅覚はあっという間に脳とリンクしてイマジネーションを膨らませてくれます。

「Miss Dior ROSEN’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」のヒロイン、メイローズがたった2週間しか開花しないように、ここぞというシチュエーションで、自分を美しく彩ることができたら最高ですね。

ディオールの敏腕調香師、フランソワ・ドゥマシーが最も愛するメイローズが香る「Miss Dior ROSE N’ROSES(ミス・ディオール・ローズ&ローズ)」をぜひお試しください。