『ACQUA DI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』は、日本では知名度の低い香水ブランドではありますが、香りを愛する人はぜひ試してみてほしい、素晴らしいフレグランスメゾンです。
このブランドは、美食の街・イタリアはパルマで産声を上げました。
『ACQUA DI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』とは「パルマの水」を意味します。
イタリアン・ジェントルマンを体現すべく、創業者のカルロ・マニャーニがオーダースーツに合う「爽やかでモダンなコロン」を作り始めたのが1916年。
実は100年以上も続く老舗フレグランス・メゾンなのです。
当時、強めで重厚感のある香りが主流だったため、『ACQUADI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』のライトなコロンはヨーロッパで成功を収めました。
そんなメゾンのアイコン的フレグランス、「コロニア・オーデコロン」は、オードリー・ヘッブバーンやケーリー・グラントなど男女問わず多くのハリウッド俳優も愛用する人気アイテムです。
また、フレグランス以外にもキャンドル、バスローブ、レザーアクセサリーなどを展開していて、全ての製品がイタリアで製造されています。
出典:ACQUADI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』公式インスタグラムより
今回ご紹介するのは、『ACQUADI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』でも大人気のオードパルファム「Magnoia Nobile(マグノリア・ノービレ)」です。
それは、イタリアはコモ湖畔の庭園に咲く、甘く気品あふれるマグノリアの花のイメージした、女性のためのオードパルファムです。
ローズでもジャスミンでもイランイランでもない、マグノリアに着目したこの香りは、他に例えようがないほど高貴でエレガント。
周囲の人と被らない、センスの良い香りをご紹介しましょう。
最高なイタリアン・シトラス、そして媚びないフローラルノート

Magnoia Nobile(マグノリア・ノービレ)オードパルファム
トップノート:タンジェリン、カラブリアン・ベルガモット、ペッパー
ミドルノート:ローズ・アブソリュート、ピオニー・アコード、ヴァイオレット、リリー・オブ・ザ・バレー
ラストノート:ムスク、シダーウッド、アンバーグリス
率直に、「MagnoiaNobile(マグノリア・ノービレ)」は『ACQUA DI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』の良さがよく分かる1本と言えます。
マグノリアの”生花“を表現した香りというよりは、マグノリアという可憐な花を“イメージ”した香りと言えるでしょう。
まず、マグノリアは日本語名でモクレン。春になると咲く、木になるお花です。
クリーミーで甘い香りが特徴で、フローラルノートの中でも特に品があり、清楚な印象を与えてくれます。
「Magnoia Nobile(マグノリア・ノービレ)」は、そんなマグノリアの咲き姿から、華やかでクリーミーな香りを連想させるオードパルファムですが、実際はもっと淡麗で軽やかです。
そこにはトップノートの、タンジェリン、ベルガモット、ペッパーという組み合わせが効いているためです。イタリアの特産であるこれらの柑橘系フルーツは、「これがシトラス?」と驚くほど、ジュ―シーで芳醇な味と香りが特徴。
もちろん、柑橘系の香りは『ACQUADI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』の最も得意とするところ。
太陽の恵みを受けて育った、イタリア産のタンジェリンやベルガモットの香りを嗅いでいるだけで幸せな気分になれますよ。
出典:ACQUADI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』公式インスタグラムより
つけたてはその柑橘の香りが強く、ビビッドで元気が良い感じ。
次第に落ち着き、ミドルノートでは甘酸っぱく品の良いフローラルノートに変わります。ぱっと華やかで、さっぱりとした嫌味のないお花の香りは、フランスやイギリスの香水には存在しない軽やかさです。
他のイタリア系フレグランスブランドにも共通することですが、どの香りも“太陽”や“光”、“笑顔”といったキーワードが似合います。
マイナス要素も複雑さも排除されていて、シンプルに「人生を楽しむ」人向けに添えられた香り。それはもちろん、今回の「MagnoiaNobile(マグノリア・ノービレ)」にも言えることで、気持ちを上向きにさせてくれるようなハッピーな香りを楽しめるでしょう。
ラストノートは一気にセクシー度が上がります。ちょっとだけ狂おしくて甘美で、陽気で、多幸感のある香りです。
「Magnoia Nobile(マグノリア・ノービレ)」はとにかく不思議な香りです。
例えるなら、イタリア中のマグノリアの花びらを集めて「エデンの園」を描いたよう。
この香りを嗅いだら、一瞬で戦意を喪失してしまいそうです。荒ぶっていた心は収まり、友人や家族、周りの人までをも慈しみたくなるでしょう。
嫌味がなく、安っぽさもない。女性らしい香りだけど媚びていない。
イタリアン・エレガンスの真髄がここにあります。
本物を知る大人の女性へ

「Magnoia Nobile(マグノリア・ノービレ)」は、ふくよかなフレグランスではあるのですが、湿気の多い日でも意外と気になりません。
ぱっと華やかでさっぱりとした、嫌味のない春夏向きの香水だと思います。
まとうと心が弾み、不思議とワクワクしてくる感じがします。どこか暖かみや力強さも感じるので、30代以降の大人の女性に特にお似合いになるでしょう。
合成的で安価な香りは全くしないので、普通のフローラルに飽きてしまった方にもぜひ試してもらいたい逸品です。
“上品な女らしさ”を身に着けたい方にもぴったりで、フェミニンさとマナーの良さが同居した、とても気持ちの良い香りです。
オードパルファムとはいえとても自然体で、ワンプッシュするだけで気分が落ち着きます。
そのため、少量であればビジネスシーンでも問題ありませんし、大人のリラックスカジュアルとの相性が抜群。まとうだけで好感度がグッと上がります。
そして、マグノリアの花言葉は「持続性」。
華やかで可憐で柔らかな香りは、マリアージュ・フレグランスとしても申し分ありません。
まとめ
まだまだ知名度の低い香り、マグノリア。
その香りはローズよりも甘く、イランイランよりも淡く“可憐”なものです。
組み合わせる香料によってはセクシーにもなりますし、知的にも化けてくれます。
『ACQUA DI PARMA(アクア・ディ・パルマ)』はその両方を持ち合わせた、実は理想のフローラル香水なんです。
人と差がつくフローラル香水をお探しの方に。老舗フレグランスメゾンの「Magnoia Nobile(マグノリア・ノービレ)」をぜひ手に取ってみてください。


